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妖精の帽子には不思議な力がある。
皆さんは、そんは古い伝承があることを御存じですか?
私たちの住む世界のどこかに、暮らしているといわれる妖精たち。
けれど私たちは、彼らの暮らしぶりを知ることはなかなかできません。何故って彼らは姿を隠すのがとても上手で、容易に見つけることができないから。
けれども夜遅く、私たちが寝静まるのを待って、妖精たちはそろって姿を現します。
そして夜通し、夢中になっておしゃべりを始めるのです。
彼らに気付かれぬよう、夜こっそり眠ったふりをしてみませんか?
そうすれば、妖精たちの内緒話が聞こえてくるに違いありません。


青帽子の妖精
「ねぇ、知ってる?明日の晩、向こうの世界から神様たちが訪ねて来られるそうだよ」

オレンジ帽子の妖精
「えっ!何をしに来られるの?」

白帽子の妖精
「私知ってるわ。何年かに一度、神様たちは人間のふるまいを見定めるために、こちらの世界へ来られるのですって」

オレンジ帽子の妖精
「そうなんだ・・・。じゃあ、もし悪いことをしている人間たちをご覧になったら、きっととてもお怒りになるだろうね。ちょっと心配だな」

青帽子の妖精
「オレンジ帽子くんは、悪い人間を見かけたの?」

オレンジ帽子の妖精
「うん、僕はときどき学校に出かけるからね。他人に嘘をついたり、意地悪をする人間たちをたくさん見かけるよ」

白帽子の妖精
「でも・・・、それだけで神様がお怒りになるかしら?」

青帽子の妖精
「僕、テレビのニュースでいじめられて自殺した子供たちのことを見たよ・・・。相手が死にたくなるまでいじめるのってひどいよね。神様もお許しにはならないんじゃないかな」

白帽子の妖精
「そうかも知れないわね・・・」

オレンジ帽子の妖精
「でも人間たちはとても賢いから、神様たちがこちらにお出でになることを知っていて、お宮に大勢集まって、神様をお喜ばせしようとしているみたいだよ」

白帽子の妖精
「ああ、それなら私もテレビで見たわ。ほんとにたくさんの人間たちが神様にお参りしている様子が映っていたわ」

青帽子の妖精
「神様の怒りが静められるかしら・・・」

白帽子の妖精
「神様は公平な方だから、良い行いをしている人間たちをご覧になったら、お気持ちを静められると思うわ。とても寛大な方々ですもの」

青帽子の妖精
「白帽子さんは、神様が怖くはないの?」

白帽子の妖精
「ええ、ちっとも。だってとても優しい方々ですもの」

オレンジ帽子の妖精
「白帽子さんは正しいと僕も思うよ。でも人間たちは、もう少し成長しなくてはいけないね。神様をみならって、もっと優しい心をもたなければ」

青帽子の妖精
「そのとおりだね。神様にお参りするだけじゃなくて、自分の仲間たちのことも大切にしなくちゃね」

妖精 イラスト2

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