ファンタジーガーデン

自作のファンタジー小説と日々の日記のブログ

Take a look at this

スポンサーサイト

 --, -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  •   --, -- --:--

詩人の小部屋 4

 06, 2013 21:55
 本日は、ミュージカル「キャッツ」の原作となった詩の作者、T.S.エリオットをご紹介しようと思います。彼の代表作「キャッツ」は、これまでの詩とはまったく趣を異にした作品です。
読めば思わず笑みがこぼれるこの詩は、コミカルで誰もが親しみやすく、詩の世界がじつに多様性に満ちていることを垣間見させる作品と呼べるでしょう。
 20世紀のアメリカを代表するノーベル賞詩人エリオットが、この詩集を出版したのは51歳のとき。円熟期を迎えた詩人が、このような愛すべき詩を書いたという事実は、詩の世界がもつ無限の可能性というものをわたしたちに感じさせてくれます。
それでは「キャッツーポッサムおじさんの猫とつき合う法」から、「あまのじゃく猫ラム・タム・タガー」をどうぞお楽しみください。


あまのじゃく猫ラム・タム・タガー

ラム・タム・タガーは、あまのじゃく。
雉をやるといえば、いや雷鳥のほうがいい。
一戸建ての家に住めば、住むならマンションにかぎる。
マンションに暮らせば、暮らすなら一戸建てでなきゃーー。
子ねずみをけしかけりゃ、大きいねずみが欲しい、
大きいねずみをけしかけりゃ、子ねずみが俺の好みだと全くうるさい。

うむ、ラム・タム・タガーって、あまのじゃくーー
どやしつけても無駄なこと。
いつもやりたいことばかり、
やりたいようにしでかして、
これじゃ、どうにもお手上げだ!

ラム・タム・タガーはやっかい猫。
家に入れると、外に出たがり、
ひそむは、いつもドアの向こう。
家に戻ると、すぐにも出てゆくそのしぐさ。
机の引き出しで寝るのが大好きで、
そこから出るのにひと騒動。

うむ、ラム・タム・タガーってあまのじゃくーー
みんなが、あいつを変てこ猫だと決めつける。
いつも、やりたいことばかり、
やりたいようにしでかして、
これじゃ、どうにもお手上げだ!

ラム・タム・タガーは、あまのじゃく。
人間様の気持ちに逆らうのが、習い性。
魚をやれば、もっとうまいものをくれ。
魚がなければ、うさぎの肉にも、
ミルクにも、鼻をならして、お見限り。
探したえさしか受けつけぬ。
でも、食器棚の上にえさを見つけた日にゃ、
耳元まで皿につかって、むさぼり食う。

ラム・タム・タガーは、抜けめない。
人に抱かれるなんて、まっぴらご免。
でも、お裁縫していれば、ひざの上に飛び乗って、てんやわんやのお騒がせ。

うむ、ラム・タム・タガーは、あまのじゃくーー
どやしつけても無駄なこと。
いつも、やりたいことばかり、やりたいようにしでかして、
これじゃ、どうにもお手あげだ!


スポンサーサイト

COMMENT - 0

WHAT'S NEW?

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。