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詩人の小部屋 5

 13, 2013 23:11
 さて今日は、「黒猫」や「モルグ街の殺人」などの短編小説で知られる作家、エドガー・アラン・ポーの詩をご紹介しようと思います。作家としてのポーの名は世界に広く知られていますが、詩人としてはあまり馴染みの薄い印象があるように思います。
 けれどもポーの詩は、フランスを始め各国で高い評価を受けているのです。
 彼の書いた詩の中でも、特に母国アメリカで親しまれている作品に、「鐘のさまざま」という詩があります。
 本日は4部構成からなるこの詩のうちの、1部と2部を皆様にご紹介しようと思います。
 物語の一場面のような、躍動感あふれるポーの詩を、どうぞお楽しみください。


 
     鐘のさまざま

        1

橇(そり)についたたくさんの鈴の音をお聞きー
銀の鈴だよ!
その音色は、これからの楽しい遊びを告げている!
それが夜の冷たい空気のなかで
なんとよく響くことよ、りん、りん、りん!
そして夜空には、いっぱいちらばる星々が、
澄みきった喜びに
きらきら光っている!
魔法の呪文に合わせるかのように、
橇から湧き出る鈴の音りん、りん、りんに
調子を合わせるように
チカチカチカチカ光っているー
その鈴の音に、鈴の音に、鈴の音に、
鈴のりん、りん、りんの音に
合わせるように


        2

今度は豊かな結婚の鐘をお聞きー
金の鐘だよ!
その鳴りわたる鐘の合唱は豊かな幸福を告げている!
香しい夜の空気のなかを通って
なんとよく二人の喜びを鳴らしていることか!
その融けた金のような音からは
そのメロディからは
なんと優しい詩がただよってくることか。
それを山鳩が聞いている
月をうっとり眺めながら!
ああ、その鐘の響きからは
なんと沢山の美しい音があふれてくることか!
それは溢れる!
二人を未来に連れてゆく
二人はうっとりと
鳴りひびく音に聞きいるー
ああその鐘の音!
鐘の音、鐘の音、鐘の音
その鐘の音、鐘の音、鐘の音が
それらの鐘の響きと歌が
二人を陶酔に誘っている!

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